1日8分の学習で成績日本一を達成! RISUで算数が好きになる理由

【在宅のススメ】RISUチューターが教える「自宅学習」5つのポイント

はじめに

新型コロナウイルスの感染拡大は止まるところを知らず、世界中で猛威を奮っています。

そんな中、2月25日に政府より出された全国の小・中学校に対する休校要請は事実上現在まで続き、
オンライン学習やタブレット学習といったおうちでの学習を可能にする教育サービスが改めて注目されはじめました。

タブレット教材を提供するわが社(RISU Japan)にも、連日のように会員様から学習に関するお悩みやお困りごとの相談が届きます。

そこで今回は、自宅学習を行なうときのチェックポイントをまとめてご紹介します。
こちらを参考にして、RISUでの学習をより実りあるものにしていただければと思います。

1. 適度にアドバイスをしてあげよう

気をつけること①:適度に声をかけてあげる

おうちの方からよく訊かれる質問に、以下のようなものがあります。

あまり手出しはしないほうがいいと思い、学習は遠くから見守ることにしています。

でも、子どもが遊んでばかりいるのをみると、やはりなにか言いたくなってしまって……

どのように子どもとコミュニケーションを取ればいいのでしょうか?

 

そうですよね。

特にRISUは子どもが一人でも進めやすいように開発されていますから、おうちの方からしてみればガミガミ「勉強しなさい!」と言いたくはありませんよね

しかし、どうしても自分で勉強モードに切り替えることがむずかしい子もいるでしょう。
そんなとき、おうちの方はどのように介入してあげればいいでしょうか。

私たちがオススメするのは、例えば以下のようなコミュニケーション方法です。

・横に座って一緒に問題を読んであげる。

・「今どこやってるの?」など子どもの学習状況を把握し、近くで見守ってあげる。

・「じぶんでRISUやってるね! すごい!」と、取り組んでいること自体を褒める。

子どもに学習を強いるのでもなく、完全に放置するのでもなく、何気なく声をかけてあげること。
成績や出来不出来にこだわる必要はありません。

そうすれば、子どもは「おうちの人が見守ってくれている」と思いながら自分のペースで勉強を進めることができ、自然と自学の習慣が身に付くでしょう。

コラム:RISU算数で読解力も付けよう!

おうちの方からの質問には、文章題の取り組み方についての質問も数多くあります。

 

その中で気づくのは、多くの子どもが問題文をしっかり読めておらず、問題を解けていないということ。
つまりこれは、
読解力不足です実は、算数の問題を解くには読解力も必要不可欠。
「問題文は読んであげて、
子どもが計算だけやる形で進めています」などというパターンは要注意です。

 

なんといっても、RISUの教材はそのほとんどが文章題
問題を自分で読み上げながら何度も解くだけで、自ずと読解力が伸びる仕組みを採用しています。

 

 

とはいえ、未就学の子や文章を読むことそのものに苦手を感じている子はどうしたらいいのでしょうか。
そのような場合は子どもの好きな絵本などを一緒に音読し、「今日読んだところはどんなお話だった?」などと口頭作文を促すのも手です。

 

算数に必要不可欠な読解力を少しずつ伸ばしていきましょう!

気をつけること②:RISUチューターの動画を効果的に使おう!

自宅学習中におうちの方が特にやってしまいがちな介入の仕方が

 「答えを教えてしまう」こと

これ、私たちは絶対にオススメしません。

これと同じように「なんでこんなこともできないの?」と子どもを責めるのも絶対にやってはいけません。
それを言って問題が解けるようになるわけではないのですから。

では、子どもにとってわからない問題が出てきたとき、おうちの方はどうアドバイスすればいいでしょうか?
その場合は、以下のように対処してみてください。

・RISUタブレットに解説動画が送られてきたタイミングで、その内容に沿ってサポートする。

RISUタブレットに解説動画が送られてくるのは、子どもがつまずいたとき、あるいは新しい単元やつまずきやすい単元が始まるときです。

▲RISUの動画を最大限に利用してサポート!

そのようなとき、おうちの方はまず動画を視聴するよう子どもに促してあげましょう。
可能であれば一緒に動画を見てあげて、解説をサポートするのも一つの手です。

RISUチューターによる解説動画を中心に、それをサポートする形で子どもの苦手を克服させてあげましょう!

気をつけること③:機械操作のレクチャーはしっかり

私たちのところに来る相談でもう一つ多いのが

 「子どもがタブレットの操作を分かっていないので学習が進まないが、どうしたらいいか?」

というもの。

最初はタブレットの操作が分からなくて当たり前です。
とはいえ、1ステージも解いてしまえば、慣れてしまうお子さんがほとんどなんですね。
したがって最初のうちは、おうちの方が「ここ押すんだって」など声かけをしながら、一緒にタブレットを扱ってあげてください。

注意すべきは、初回のタブレット操作。おうちの方が率先してやってはいけません。
あくまでも「ここ、押してみよっか!」など、行動を促す声かけをしてあげてください。

・タブレット操作がわからなければ、最初は一緒にやってあげる。ただし、おうちの方が率先して操作をしない!

自律性に任せる部分と介入する部分のバランスをうまく取りつつ、RISUでの勉強に取り組んでもらいたいところです。

2. その学習時間、大丈夫?

気をつけること④:勉強は長時間させない

これはRISU会員の皆さんから集めた学習データで明確になっていることなのですが、
勉強は長時間の勉強を1週間に1日やるよりも、
短時間をコツコツ積み上げる方が遥かに効率が良いのです。

▲コツコツ型の方が平均学習スピードが早くなる

このグラフからも分かるように、コツコツ型はまとめて型と同じ勉強時間で、より効率よく勉強を進めることができるのです。

ただし、「コツコツ」と言っても例えば10分を毎日やっても、学習効果は非常に薄いことはデータからわかっています。
最低でも、1日20分以上の学習をコツコツ毎日やることで、きわめて効果の高い勉強ができるのです。

・成績アップにつながりやすい勉強習慣は、「20分以上の勉強」を「週に5~6回」やること。一度に長く勉強させすぎない。

気をつけること⑤:勉強はできるだけ朝型で!

勉強する時間帯についても、よく質問を受けます。

子どもが夜遅くまで勉強をがんばっていると、なんだか夜食でも出してあげたくなりますよね。
でも、現実は
「夜の勉強」では成績が上がりにくいことがわかっています。

▲時間が遅くなるにつれて、理解のスピードも継続時間も下がっていく! 

さらに夜更かし型の子どもの怖いところは、それが「習慣」になってしまうこと。
学習効果が薄いまま勉強をずっと続けることになってしまうわけです。

自宅学習期間は学校による時間の管理がないので、夜の時間帯へと勉強を後回しにしてしまうことも多いですよね。
そのような傾向が見られたら、すぐにでも朝に勉強をするよう、子どもにアドバイスした方が良いでしょう。

・勉強をするなら、朝の方が望ましい。夜型の勉強は効率が悪い。

まとめ

情勢が日々変化する今日この頃。大人でも最新の状況を把握し、それに対応するので精一杯ですよね。

「1日中自分も子どもも家にいるので、距離感が測れなくって……」といった相談や、
「勉強させたいけれど、注意するのも疲れたので放任になっていて……」という相談も格段に増えています。

そんな時、サポートチームからはこのようにお伝えします。

今は四六時中いっしょにいることがネガティブに感じられるときももちろんあるかと存じます。
しかし、こんなにも近くで見守って、じっくりコミュニケーションをとれる時期は、今後一切訪れないかもしれません

 

子どもの成長はとても早いもの。
今は永遠に感じられるような自宅学習期間でも、後から振り返ってみればとても貴重な時間かもしれません。

是非、今のうちにお子さんとたくさんコミュニケ―ションをとってあげてください。
これは子どものちょっとした落ち込みや、体調変化に気づくためにもとても有効な手立てです。

また、おうちの方だけで子どもの学習習慣や得意不得意を何とかしようとする必要はありません。
こんな時のためのRISUチューター・サポートチームですので、不安な点や気になる点はいつでもお気軽にご連絡ください。

今日ここに書いたアドバイスを用いながら、それぞれのご家庭で、楽しく、ためになるようなRISUでの勉強が出来ることを願って止みません。